[LB指数レポート] 2022/03/12 ゆきやなぎ賞 ボルドグフーシュ・3歳1勝C エターナルビクトリ・トゥードジボン

スローペースで前半値は低かったが、上がり3F値で大きく引き上げた。瞬発戦としてはかなり優秀。

スローペースを最後方から追い込み。2着ディライトバローズも先行からよく伸びていたが、切れ味が違った。

スタートが上手ではなく、そのリカバリーと追走力が必要になる流れではラスト少し甘くなるが、序盤ゆったりなら未勝利90Sも含めて弾けてくれる。

スロー先行から伸びて一旦は抜け出したが、相手の切れ味が一枚上だった。

それでも未勝利戦に続く瞬発型伸SAでの「Good!」走破。切れ味はもうひとクラス上でも通用するレベルにある。

97Sならよく伸びているが、切れ味比べでは詰めが甘い傾向。前走未勝利のような力勝負を先行なら、もうちょっとやれた可能性はある。

全体的にハイレベルな流れで「Good!」達成。

後方追走から3コーナーで上がっていくと、直線は基準値クリアで粘る前を飲み込む快勝。2戦連続「Good!」勝利の成長株。相手強化にも対応できそうだ。

未勝利突破以降なかなか指数が上がらず苦戦が続いたが、高指数レースに対応できたことは次に繋がる。

直線で挟まれて後退の葉牡丹賞は指数上昇ならず、体力不足も少し感じたが、一息入ってパワーアップしてきた。

レース全体的にはなかなか流れたが、L3F11.9で溜めたわりに最後やや持ちこたえられず。

飛ばすヒルノショパンを見る形の2番手から抜け出し。残り200mで少し疲れて低調な指数だったが、95Dを2歳時にマークしている通り、秘めたポテンシャルは高い。

強気に引っ張りつつレースL3F11.9で脚を残し、身の丈に合う指数決着を作り出せた。

追い上げ届かず3着。自己ベスト95Bを見れば、能力的には現時点の2勝馬級だが、なぜか勝ちきれない競馬が続いてしまっている。