[LB指数レポート] 2022/10/29 アルテミスS ラヴェル・萩S トップナイフ

東京11R アルテミスS ラヴェル

前半値87(↓7)上がり3F値105(↑11)=96(↑2)
2歳OP重賞基準値=94

スタート遅れて後方追走。外から直線に入ると残り400mを切って追い出し。粘るアリスヴェリテをゴール前で捕らえ、遅れて追い上げてきたリバティアイランドを封じた。

伸SAB中心はスローペースだが、全体のバランスが良いため基準値クリア。17年以降のアルテミスSでは最高値だった。

1着ラヴェルの指数推移

新馬伸S勝利から伸Sをキープしたまま指数上昇の連勝達成。これは昨年新馬65S→赤松賞103S連勝の姉ナミュールと同じく、その他にもドウデュースやダノンスコーピオンなど活躍馬多数の好条件。

1.33.8と上がり3F33.0秒もナミュールの赤松賞と同じ。馬場などの違いもあってそれより指数は低いが、近いパフォーマンスだったことは確か。

2着リバティアイランドの指数推移

スローペースを中団追走。自慢のラストスパートで交わす算段だったが、直線で進路を探している間にラヴェルがトップスピードに入ってしまった。

基準値未満の決着なら交わせたかも知れないが、ラヴェルもよく伸びており、クビ差に迫ったところがゴール。

敗戦は残念だったが、伸Sキープのまま指数アップして上昇力を残しつつ体力面の強さもまずまず証明できている。次への糧となる敗戦ではあった。

3着アリスヴェリテの指数推移

前走の野路菊Sに続いてレースをコントロールし、同様に直線もしっかり脚を伸ばせた。

90台中盤から後半を連発ならトップレベルの能力。賞金加算できなかったことは痛かったが、春までにクリアしてくるだろう。

阪神9R 萩S トップナイフ

前半値97(↑3)上がり3F値99(↑5)=98(↑4)
2歳OP重賞基準値=94

2~3番手先行から直線抜け出して0.3秒差の快勝。

後半L5F58.1-L4F45.9が早かった。トップスピードを長くキープして基準値クリア。

1着トップナイフの指数推移

90台後半マークは未勝利戦に続いて2度目。野路菊Sのように伸SAで直線に重点を置くタイプには及ばないが、それなりの持続力比べなら、かなりの高指数を出せる。

すでに5戦を消化。ピークは今かも知れないが、もう少し上積みが残っているようなら、3歳戦で100オーバーして重賞制覇も可能だろう。

2着ナイトキャッスルの指数推移

ダート1200m勝ち上がりだが、芝中距離の高速馬場に対応。今後の選択肢の幅が広がった。

3着エレガントルビーの指数推移

新馬戦からの指数推移は良い部類。強力な上昇力はないが、なかなかしぶとい。ジリジリと上げていきそう。