[LB指数レポート] 2021/05/09 NHKマイルC シュネルマイスター

東京11R NHKマイルC シュネルマイスター

前半値134(↑33)L3F値86(↓15)=110(↑9)
3歳OP重賞基準値=101
(3歳春G1基準値=106)

「Good!」クラス上位16%級(108~)
シュネルマイスター・ソングライン

馬場は高速とはいえ、前半値134の激流をL1F11秒台で耐えて1.31.6のハイスピード決着。L3F値はかなり落ち込んだが、前半の貯金が大きかった。

過去3年のNHKマイルC

過去3回では最高値。参考値ではあるが、17年アエロリット110Eと同指数だった。

1着シュネルマイスターの全指数

ひいらぎ賞の時点で持ち指数はトップレベルだったが、さらに「Good!」走破を継続して、上昇が止まらない。

この調子なら古馬G1「Good!」値の118は近い。グランアレグリアやインディチャンプを継ぐグレートマイラー候補として期待する。

距離は弥生賞で106A実績がある以上、2000mまで大丈夫だと思っている。

2着ソングラインの全指数

道中メイケイエールのタックルを食らって終始外々の桜花賞15着から巻き返し。

持久型伸Fで110以上マークは、現3~6歳世代で初の事例。秘めたスピード持続力が完全開放された今、打倒ソダシも現実味を帯びてきた。

3着グレナディアガーズの全指数

前半値134を早め抜け出しで最後疲れたが、それでも自己ベスト指数マーク。朝日杯FS馬の底力を見せることはできた。

ただ、成長力の面で爆発力は上位2頭に及ばず。朝日杯時点で完成度が高かっただけにやむを得ないかも知れないが、もう一段階のパワーアップが待たれる。

4着リッケンバッカーの全指数

アーリントンCの106Dを引っさげ、指数3位での出走。高指数決着でも水準決着でも勝ちきれないキャラだが、唯一の伸D走破は現状トップレベルで疑いなし。

5着ロードマックスの全指数

京王杯と朝日杯あたりの90台後半は当時上位レベル。明けて3歳不調だったが、G1の舞台でV字回復に成功した。

不良馬場を快勝の新馬、重賞2着実績もある東京コースは得意そう。