[LB指数レポート] 2021/05/23 優駿牝馬(オークス) ユーバーレーベン

東京11R 優駿牝馬(オークス) ユーバーレーベン

前半値108(↑6)L3F値94(↓8)=101(↓1)
3歳OP重賞基準値=102
(クラシック基準値=106)

前半値108とまずまず流れた。後方待機でも末脚を失ってしまうほどの激流ではないが、スタミナを要求される競馬にはなっている。

過去3回のオークス指数

オークスは桜花賞より指数が出にくく、LB指数開始以来クラシック基準値106を超えたことはない。

ただ、アーモンドアイですら105A。レースレベルが低いと言うより、3歳牝馬の2400m適正の問題だろう。

今年のユーバーレーベン101Dは、19年ラヴズオンリーユー102Eに近い。持久型伸DEという点で共通している。

1着ユーバーレーベンの全指数

スローペースでは格下に先着を許すこともあるが、G1では高指数と結果を確実に出す。指数勝負の大舞台でこそという馬。

自己ベスト指数は阪神JF時のまま。同世代の牝馬相手なら長距離が良いが、前が引っ張る展開なら、幅広い距離に対応できる。

2着アカイトリノムスメの全指数

桜花賞から少し指数を下げたが、その下げ幅は桜花賞で先着されたソダシ・ファインルージュより小さかった。その辺は2400m適正だと思うが、桜花賞が自己ベストである以上、現状の距離適性は幅広い。

3着ハギノピリナの全指数

オークス好走を匂わせる指数実績は皆無も、2200m矢車賞のロングスパートで良いスタミナを見せていた。後方決め打ちがハマったとはいえ、100Cなら未知のスタミナが開花と言える。ただ、ステの振り方としてはかなりスタミナに偏ったタイプかも知れない。

4着タガノパッションの全指数

中距離で持久型伸EF2連勝はいかにもスタミナ型だが、初戦の最後方から伸S3着を見れば瞬発力もなかなか。指数上昇が続いており、まだ底を見せていない。デビューから2ヶ月でよくここまで来たと思う。

5着アールドヴィーヴルの全指数

3戦連続アカイトリノムスメに先着を許しており、持ち指数も下回っているが、デビュー4戦の推移はアールドヴィーヴルが勝る。経験を積んで、いずれ逆転したい。