[LB指数レポート] 2021/06/26 2歳新馬 ジオグリフ・タガノフィナーレ・キングエルメス

東京5R 2歳新馬 ジオグリフ

前半値61(↓14)上がり3F値112(↑37)=87(↑12)
2歳新馬基準値=75

「Good!」(83以上)※クラス上位16%級
ジオグリフ・アサヒ・アスクビクターモア

序盤緩かったとはいえL5F57.3は速い。上位3頭は瞬発型伸SAではあるが、上がり3Fだけではなく、速い脚を長く使っている。

直線伸びる前2頭を差し切りジオグリフ。ドレフォンに東京千八を瞬発型伸Sで勝つイメージはなかったが、後半5Fのスプリント適正が出る競馬ながらも、イメチェンに十分なパフォーマンス。

ドレフォン勢の大将格としての働きに期待したい。

2歳6~7月の東京芝1800m新馬を「82~92」で勝った馬(現3~6歳世代)

オークス馬ユーバーレーベン、新潟2歳S2着アンブロークンが該当するが、上昇力ある伸Sでは初の事例となる。

阪神5R 2歳新馬 タガノフィナーレ

前半値27(↓48)上がり3F値106(↑31)=66(↓9)
2歳新馬基準値=75

指数は平凡だが、リカバリーに不利なL2F重点になってしまったことも一因。

スロー逃げ切りタガノフィナーレは上がり3F4位タイ。伸びしろは大きいが、ペースが上がった時の対応力はどうだろう?

2歳6~7月の芝1400m新馬を「61~71SA」で勝った馬(現3~6歳世代)

阪神コースでは該当なし。対象を全場に広げてのデータとなる。期待されながら大成できなかったり、出世まで時間がかかったりという馬が多い。

札幌5R 2歳新馬 キングエルメス

前半値63(↓12)上がり3F値105(↑30)=84(↑9)
2歳新馬基準値=75

「Good!」(83以上)※クラス上位16%級
キングエルメス

千二としては前半それほど早くなかったぶん、後半で指数を引き上げた。

好スタートから先行抜け出しキングエルメス。最後は2着に0.3秒差をつける完勝だった。伸S勝利は伸びしろ面で楽しみ。

2歳6~7月の芝1200m新馬を「79~89SA」で勝った馬(現3~6歳世代)

序盤のスプリント戦なら手放しで期待できるスペック。次走が函館2歳Sならかなりの強敵揃いだが、ライバルにない伸Sパワーで勝負。