[LB指数レポート] 2023/02/26 マーガレットS ビッグシーザー・デイジー賞 エミュー・3歳1勝C エエヤン

阪神10R マーガレットS ビッグシーザー

前半値101(↑4)上がり3F値89(↓8)=95(↓2)
3歳OP重賞基準値=97

L3F11.6-L2F11.5が基準と比べて見劣っておりレースレベルとしては水準。ただビッグシーザーが抜け出してからはL1F11.7秒で持続できている。3F33.8-L3F34.8は見かけハイペースだが、上位2頭にとってはそれほど速い流れでもなかっただろう。

1着ビッグシーザーの指数推移

オープン・リステッドを3連勝。指数は下がったが快勝を継続できた。馬群をこじ開けての勝利で気の強さも感じ取れた。

1200m戦としては後半重点の中京2歳Sで圧倒的な指数をマーク。末脚伸ばせる1600mあたりまでは大丈夫な気もするが、1200mでスピードの限界も見てみたい。

2着ブーケファロスの指数推移

実績と指数ともに1200mが断然良い。末脚を削られる流れで追い上げが効くかがポイントになるが、マーガレットSと黒松賞の勢いを見る限り、対応してくれるのではないかと思っている。

3着オメガシンフォニーの指数推移

ダート1200mの2戦を圧勝のパワータイプだが初芝もこなせた。ただ、芝ではもう少し時計がかかったほうが良さそう。

中山9R デイジー賞 エミュー

前半値81(↓10)上がり3F値85(↓6)=83(↓8)
3歳1勝クラス基準値=91

ペースは緩めだったが、そのわりに上がり3Fがかかった。強風の影響があったかもしれないが、それを差し引いてもかかり過ぎた印象。

1着エミューの指数推移

「Good!」走破実績があるのは出走馬中この馬だけ。そのチャンスをものにした。ただ、指数はもっと上げていかないと厳しいかも知れない。

2着ゴールデンハインドの指数推移

2歳オープンで好走を続けた実力馬が順当に好走。持ち指数は今となっては頼りないが、伸びしろがあるだけに1度使った次走に期待したい。

3着ニシノコウフクの指数推移

自己条件で安定が続く。指数のバラツキが大きいため相手なりな部分を感じるが、能力的には2勝レベルだろう。

中山7R 3歳1勝C エエヤン

前半値93(↑2)上がり3F値115(↑24)=104(↑13)
3歳1勝クラス基準値=91

「Good!」(98以上)

エエヤン・マイネルフォルツァ・ベレザニーニャ

水準の流れから上がり3Fで指数を引き上げた。特にL2F11.1対応が優秀だった。

1着エエヤンの指数推移

前走未勝利の91Cも「Good!」に足らずとも高かったが、今回は正真正銘の「Good!」勝利。ノーステッキで0.5秒差の快勝だった。

このレベルの指数を出した以上は中山マイルが現状ベスト。だが2000mの東京コースでも強豪相手の新馬戦を3着85Sとなかなかの指数で駆けている。

距離やコース適正に幅がありそうだ。

2着マイネルフォルツァの指数推移

早め進出から直線も持続できている。2歳戦は70台が続いたが、3歳戦での上昇が目覚ましい。

3着ベレザニーニャの指数推移

新馬戦の82Bもまずまず。距離は1600~1800mが良さそうだ。