[LB指数レポート] 2023/03/12 フィリーズレビュー シングザットソング・アネモネS トーセンローリエ・3歳1勝C ワックスフラワー

ハイペースのスピード戦をL1F12.0で踏ん張って基準値クリア。指数は水準だが、指数の打点が上がってこない牝馬路線では上位となる。

一戦ごとに指数上昇。その上昇力はそろそろ鈍ってきたが、もう一段階ギアを上げることができれば、確実な末脚が本番でも効いてくる。

阪神JFは強敵相手に真っ向勝負を挑んで惨敗したが、マイペースならしっかり脚を使ってくる。2歳時よりパワーアップもしている。

自己ベスト98Bは芝1200m実績。本質はスプリンターかもしれないが、阪神マイルでも当時として悪くない90Cを持つ。

全体的にまとまったラップで基準値クリア。指数の打点が上がってこない牝馬路線のオープン重賞クラスでは、現時点で今期最高値となっている。

「Good!」などの評価コメ付き実績がないため地味ではあるが、安定して基準値を超え続けているし結果も出している。伸Cで上昇継続にもしぶとさを感じる。

指数も成績も掴みどころがないが、100Sは文句なしの決め手。

新馬「GReat!」勝利から上昇力ある伸SAキープのままトップレベルまで指数を上げてきた。桜花賞出走は絶望的になってしまったが、相当の能力を秘めていると思う。

かなりのスローペースで前半値56が低かった上に、上がりもL2F11.1-11.4重点になってしまったため、基準値へのリカバリーは困難。

今回の指数は低かったが、同コースの前走未勝利が「Good!」勝利。その94Dは1勝C基準値をクリアしている。