[LB指数レポート] 2021/03/20 フラワーC ホウオウイクセル・ファルコンS ルークズネスト・若葉S アドマイヤハダル

中山11R フラワーC ホウオウイクセル

前半値99(↑2)L3F値83(↓14)=91(↓6)
3歳OP重賞基準値=97

上がり3F35.8秒が物足りず指数は低め。L4F11.6のワンテンポ早いペースチェンジがキツかったのかも知れないが、99持ちのホウオウイクセルとしては、L1F11秒台キープが理想的な競馬だった。

1着ホウオウイクセルの全指数

未勝利は「Good!」勝利、自己ベスト99CのフェアリーS2着はクラス基準値クリア。桜花賞は「中の上」くらいの指数で出走できそうな能力を持つ。今回の指数で評価は禁物だ。

2着エンスージアズムの全指数

指数抑えめ傾向の伸Aから指数の出やすい伸Cへ移行も、自己ベストに届かず。勝ち馬も指数を下げているので、単純に指数の出にくい競馬だったのかも知れないが、体力勝負に不安を感じなくもない。

3着ユーバーレーベンの全指数

阪神JFから大幅に指数下落も、脚質的に自分で指数を作れない点でやむなし。その弱点を突かれ、紛れてもおかしくない低指数決着ながら、3着キープはさすが。

本番の指数勝負にも耐えられる点で、上位2頭以上の評価であることは戦前と変わらない。

中京11R ファルコンS ルークズネスト

前半値107(↑10)L3F値91(↓6)=99(↑2)
3歳OP重賞基準値=97

L1F12.4失速も前半の貯金が効いてクラス基準値クリア。スピード戦としてのレベルは重賞にふさわしい。

1着ルークズネストの全指数

未勝利の「Good!」勝利からジリジリ指数上昇。上積み苦しい伸Eの底力勝負でも底を見せないまま、朝日杯FS馬グレナディアガーズを封じる金星GET。指数はさらに上げなければならないが、その勢いは不気味だ。

2着グレナディアガーズの全指数

朝日杯FSの104Eから指数下落もクラス基準値はクリア。競り負けたものの一発屋ではないことを証明できた。マイルの指数勝負なら主役は譲らない。

3着モントライゼの全指数

朝日杯の爆逃げ、今回の中団追走、どんな競馬でも90台中盤走破が続く。ただ、新馬・未勝利「Good!」走破の重賞馬としてさらにステップアップするためには、そろそろ100突破しておきたい。

阪神11R 若葉S アドマイヤハダル

前半値85(↓12)L3F値116(↑19)=101(↑4)
3歳OP重賞基準値=97

前半スローながら、L2F11.1-11.3は強力。指数はクラス基準値クリア。スロー瞬発戦としてのレベルは高い。

推しデータ

3歳1~3月の芝1600m以上オープンを100以上で勝った馬(現4~6歳世代)

デアリングタクトとヴェロックスのクラシック実績馬を輩出。その他も素質馬が目立つ条件だ。

1着アドマイヤハダルの全指数

高指数のポイントになったL2F11.1-11.3区間の伸びが素晴らしい。伸SAで連勝は直線トップスピード非凡で、未知の魅力たっぷり。

次は伸C前後で上積みが求められるが、伸CD走破の新馬戦とアイビーSは当時のクラス基準値をクリアしており、成長力を加味すれば楽しみの方が大きい。

2着シュヴァリエローズの全指数

伸AB走破の新馬戦と萩Sが当時のクラス「Good!」勝利も、伸D走破の新潟2歳SとホープフルSは指数平凡。スローなら指数勝負歓迎だが、平均ペース以上の力勝負に不安を残す。