[LB指数レポート] 2021/04/11 桜花賞 ソダシ
目次
阪神11R 桜花賞 ソダシ
前半値132(↑31)→L3F値78(↓23)=105(↑4)
3歳OP重賞基準値=101
(クラシック基準値=106)
超高速馬場の影響でコースレコードの印象ほど高い指数にはならなかったが、前半値132のタフな流れを、ほぼクラシック基準値で踏みとどまった点は評価したい。
過去3回の桜花賞
グランアレグリアとアーモンドアイの114は、並レベルの古馬G1なら即通用する高指数。
デアリングタクトの88Fは非常に低い指数だが、道悪+ハイペースでラップバランスが崩れてしまったことが影響しており、参考にしづらい。デアリングタクトはこの時点でエルフィンS101C持ち。次走オークスは103A。このあたりが基準になるだろう。
グランアレグリア・アーモンドアイと比べると見劣るが、デアリングタクトとの比較では、立ち回りの上手さを生かして封じる場面も想定できる。
1着ソダシの全指数
阪神JFから指数据え置きだが、伸D→Eで持続力は少し強化された。
もし次走がオークスなら直線重点タイプへのモデルチェンジが必要。スピード勝負ではなく、直線の伸び比べでも105を出せるかがポイントになるが、新馬戦を瞬発型伸Aで「Good!」勝利、東京のアルテミスSを瞬発型寄り伸Bで勝っている通り、適正はある。
不安視される2400mは、同世代の牝馬限定なら無敗の桜花賞馬のポテンシャルで何とかなる。少なくとも直線ズルズル沈んでいくことはないだろう。
2着サトノレイナスの全指数
伸EFが並ぶ中で伸Cは展開が噛み合わず。国枝師の「マイルは忙しい」というコメント通りなら、オークスはもっとうまく立ち回れるはず。
オークスはずっと100~105決着が続いている。指数的にはこのままでいい。
3着ファインルージュの全指数
「Good!」勝利のフェアリーSに続く高指数好走で信頼度アップ。決定力は上位2頭に少し劣るが、展開がハマりにハマれば、逆転の可能性を残す差ではある。
4着アカイトリノムスメの全指数
戦前の持ち指数が低く、実際馬券圏内には入れなかったが、103への上積みは大収穫。次への糧になるはずだ。
3連勝は伊達ではなかった。単に指数の出ないレースタイプに縛られていただけなのだろう。
5着アールドヴィーヴルの全指数
アカイトリノムスメとの差は広がり、指数の上積みも少し物足りなかったが、「Good!」勝利の新馬戦は指数内容ともにインパクトが強く、忘れることができない。
賞金面の不安を解消したオークス優先出走権GETは大きい。馬体さえ戻ればもっとやれる気がする。