[LB指数ランキング] 21-22クラシック編 2021/09/26版 野路菊S勝利ロン、未勝利突破サトノヘリオス・イルチルコがランクイン
目次
ランクイン条件
- 牡馬芝1600m以上・牝馬芝1400m以上実績。
- 勝利馬(重賞は2着まで)
※昨年の同週実績を含めてお送りしております。
牡馬クラシックTOP18
2分フラットのレコードで未勝利突破サトノヘリオスが3位へランクイン。新馬戦は出遅れた上に折り合いも欠き、4着78Eと力を出しきれず。スタートを決めた今回は、操縦性の難しさが残るものの、終い伸ばして大幅上昇。まだ荒削りで凡走もあるかも知れないが、能力の高さは高指数で証明。レコードはわずか4時間弱あとの野路菊Sで更新された。がしかし、時計面で不利な上がり重点でのレコード達成が効いて、指数は野路菊S94Cを超えている。
牝馬クラシックTOP18
野路菊Sを勝ったロンが3位へランクイン。「Good!」勝利の新馬戦に続く上位ランクイン達成が強力。2勝馬不在のメンバー構成は実質1勝クラスだが、2歳牝馬が芝2000mのオープンを勝ったのは、2002年ホープフルSマイネヌーヴェル以来。仮に1勝クラスを含めても過去10年の勝ち馬は、百日草orエリカ賞を勝ったホウオウピースフル・エールヴォア・アドマイヤミヤビ・ルージュバック・ヴィルシーナのみと心強いメンツが並ぶ。短距離向きのスピードもあるシルバーステート産駒。距離短縮で桜花賞を視野に入れるか、中距離路線キープのオークス一本か。次走のレース選択に注目したい。
2戦目の未勝利を勝ち上がったイルチルコは16位にランクイン。スローの新馬戦はシンシアウィッシュに切れ負けの2着79Sだったが、伸Sを削っての伸C走破で指数上昇。スピード能力に定評があるルシルク産駒だけに、昇級後のペースも歓迎だろう。
先週のLB指数(2歳芝)
ランクイン馬以外では、まず直線の突き抜けっぷりが目を引いたハッピープリベイル。指数はクラス水準範囲内だが、2歳1勝C基準92くらいならすぐに対応できそうだ。
カンナSを勝ったコラリン。7月未勝利90Dの「Good!」勝利から指数を下げたが、出遅れからの瞬発型伸Aでぶっこ抜き。ここぞというところでの脚はやっぱり速い。スプリント続戦ならもちろん次走も有力だが、末脚伸ばす形なら距離延長もアリかも知れない。出遅れが功を奏してというのも変な話だが、それによって可能性が広がったと考えたい。
新馬戦はすべて基準値79を割っているが、「上昇力の伸S」勝利サインオブサクセス・トゥーサン・ヴィルチュオーズは押さえておきたい。