[LB指数ランキング] 21-22クラシック編 2021/10/31版 萩Sダノンスコーピオン、新馬ジャマン、未勝利ビーアストニッシド・インダストリア・ボルドグフーシュがランクイン

ランクイン条件

  • 牡馬芝1600m以上・牝馬芝1400m以上実績
  • 勝利馬(重賞は2着まで)

※赤文字=新規ランクイン馬。

牡馬クラシックTOP18

萩S勝利ダノンスコーピオンが8位へランクイン。既存ランカーの1番人気キラーアビリティをゴール前でねじ伏せてデビュー2連勝となった。指数は水準だが「上昇力の伸S」を継続。もうひとつふたつ上へ踏み込んでいけるはずだ。
6月デビューからの秋2連勝はエリートコース。現時点の達成馬コマンドラインジオグリフセリフォスとともに主力を形成する。

最後の最後に勝利を持っていかれたキラーアビリティは、鞍上が「悔いの残る競馬をした」と反省しきり。前走90S→92Sの指数推移的にも、素質は内包されたまま。勝負付けが済んだと言うほどの敗戦ではあるまい。

未勝利ビーアストニッシドが5位へランクイン。「強い!」という勝ち方ではなかったが、上位勢は総じて良く伸びており、切れ味比べという意味ではハイレベルな一戦だった。次の課題は、レース上がり3F35.3秒の新馬戦で脚が上がったように持久力UP。そこは時間が解決するだろう。

未勝利ボルドグフーシュが12位へランクイン。ここまでの2戦推移は81S→90Sで、切れ味と素質は相当。伸S多数でスパートも遅れた新馬戦はさすがに脚を余した。今回の流れも決して追い込み向きではなかったが、多少展開が噛み合わなくても突き抜けてしまう荒っぽい脚が魅力。脚質的にスパートのタイミングなど難しさはあるが、能力だけなら重賞級かも知れない。

未勝利インダストリアが12位へランクイン。ボルドグフーシュと同じ90Sでのランクインとなったが、この馬の指数推移は92S→90Sでボルドグフーシュ以上に優秀。荒々しさという点では少し劣るが、楽に進出しながら追って伸びるセンスと安定感ならこちらが上。能力は同じく重賞級と見る。

牝馬クラシックTOP18

新馬ジャマンが9位へランクイン。1.35.0の速い時計を瞬発型伸Sで達成という切れ味の凄みと50kgのバランスをどう見極めるかがポイント。54kg換算では84Sとなるが、それでもいい数字ではある。

先週の芝2歳戦

※赤文字は該当クラスの「Good!」勝利

ランク外では、まずアルテミスSを勝ったサークルオブライフ。指数は基準値94に遠く、前が伸びきれないところを差し切った形。レース自体はハイレベルと思えないが、牝馬クラシック路線の重要レースを勝ったことは一定の評価をしなければならない。「上昇力の伸S」で自己ベストマークの伸びしろを武器に挑戦が続く。

その他では新馬カミニートデルレイ。秋の東京芝マイル新馬を、基準値79クリア+伸SA勝利は好条件だ。