[LB指数ランキング] 21-22クラシック編 2022/02/06版 きさらぎ賞マテンロウレオ、エルフィンSアルーリングウェイ、ゆりかもめ賞レヴァンジルなど4頭がランクイン
目次
ランクイン条件
- 牡馬芝1600m以上・牝馬芝1400m以上実績
- 重賞・オープン・1勝クラス勝利馬(重賞は2着まで)
牡馬クラシックTOP18
きさらぎ賞を勝ったマテンロウレオが10位へランクイン。良血ダンテスヴューをゴール寸前で捕らえ、ホープフルS6着から巻き返しの重賞制覇。指数の打点的には上がいるが、この馬の優れているところは、クラシック勝ち馬のデビュー3戦指数推移平均をクリアし続けているところ。本番でもうひとつレベルを上げてくるだろう。
きさらぎ賞2着ダンテスヴューも10位へランクイン。最後の最後に交わされてしまったが、厳しい流れでのポジショニング差も影響した。能力は同指数の通りがっぷり四つ。兄ストーンリッジとヨーホーレイクに続くきさらぎ賞2着だが、指数はストーンリッジ101Aとヨーホーレイク104Cが少し上回っているあたりを参考までに。いずれにしてもこの血統は、ここまではほぼ確実に来る。ここからが勝負。
ゆりかもめ賞レヴァンジルは7位へランクイン。前2走を連続100オーバー走破の実力馬が、ようやく表舞台に出てきた。ダービーコースでの勝利だが、皐月賞コースの中山芝2000mも悪くない。皐月賞の権利を獲りに行くか、それともダービー一本か。次走のレース選択に注目したい。
牝馬クラシックTOP18
エルフィンSを勝ったアルーリングウェイが3位へランクイン。前走の万両賞は直線半ばで抜け出しの勝ちパターンも、後にシンザン記念を勝つマテンロウオリオンの急襲を受けてしまった。それでも得意な先行抜け出しにこだわってパワーアップを証明した。きさらぎ賞を制したマテンロウレオ同様にこの馬もまた、クラシック勝ち馬のデビュー3戦指数推移平均をクリアし続けている点も強調したい。
先週のLB指数(芝3歳戦)
※赤文字=該当クラスの「Good!」勝利
春菜賞シークルーズの指数は控えめだったが、直線で外に出してからの伸びは目を引いた。現状は直線勝負向きだが、ここ一発のトップスピードはなかなか。成長とともに指数も上がってくるはず。
芝の新馬戦は今期ラスト週。最後の「Good!」勝利はファンジオ。スロー逃げがハマりつつも、小倉芝2000mの新馬戦としては最高値(現3~7歳世代)とあなどれない。ロールアップは指数低めも、素質の高さを匂わせてくれる「瞬発型伸S+差し切り」だった。
未勝利戦は良血馬の勝ち上がりが目立ったが、中でもダノンジャッカルとダノンギャラクシーのダノン2騎に注目。ダノンジャッカルは「新馬3着90C→91C」の高指数連発。伸Cならではの総合力の高さを発揮中。対するダノンギャラクシーは「新馬2着77S→84S」で指数は上がってこないが、そのかわり「上昇力の伸S」が続いている。