[LB指数ランキング] 23-24クラシック編 2023/10/15版 もみじSナナオ、紫菊賞ジュンゴールド、新馬タガノエルピーダ・ルカランフィースト・エルサビオ、未勝利ガルデルクラージュ・ホーエリートがランクイン

ランキング対象レース

  • 牡馬芝1600m以上・牝馬芝1400m以上
  • 上記距離競争の1着馬(重賞は2着馬まで)

牡馬クラシック編TOP18

紫菊賞を勝ったジュンゴールドは12位へランクイン。1勝クラス実績ならTOP5くらいがゾワゾワするレベルでそれには少し足りないが、デビュー2連勝(新馬81A→紫菊賞88A)はどっちも0.6秒差の圧勝だった。次も勝ち負けするためには95~100くらいが求められるが、大丈夫だろうと思わせるだけの未知の魅力を感じとれる勝利だった。

新馬「Good!」勝利ルカランフィーストは12位へランクイン。レースのL4Fは13.0-11.8-11.0-11.0。急なペースチェンジに対応しつつ、最後までトップスピードを持続できている。3シーズン目のイスラボニータ産駒。3歳春G1にほとんど産駒を送り込めていない現状だけに、この馬にかかる期待は大きい。

新馬「Good!」勝利エルサビオは12位へランクイン。直線は2着馬が一旦前に出たがゴール前で差し返し。中内田師の「2着馬が迫ってきてくれて助かりました」というコメントに勝負根性への手応えを感じた。スロー逃げとはいえ、道悪の「Good!」勝利はパワフル。ねちっこくしぶとく頑張ってくれそうだ。

未勝利突破ガルデルクラージュは8位へランクイン。前走新馬戦は「Good!」走破も2着に泣いたが、順当に2戦目を突破できた。指数は未勝利水準だが、思いのほか上位へ進出してきた。そこはさすが血統馬の底力。さらなるパワーアップに期待したい。

牝馬クラシック編TOP18

もみじS勝利ナナオは9位へランクイン。オープンクラスとしての指数は高くないが、距離延長の1400mで瞬発力を発揮し、スピードだけではない新たな一面を見せることができた。今後は高速時計とマイルへのチャレンジということになりそうだが、完成度を武器に乗り越えたい。

新馬「Good!」勝利タガノエルピーダは7位へランクイン。前半4F48.8は緩かったが後半4F45.5は早かった。特にL2F11.0-11.0でトップスピードをキープして、高速馬場とはいえ1.34.3の好時計まで引き上げた点に注目したい。きょうだいも活躍馬多数。クラシック路線で爪痕を残せる馬だと思っている。

未勝利突破ホーエリートは16位へランクイン。初戦の75S(新馬3着)から順調に上昇して2戦目で勝ち上がり。指数はクラス水準だが、2着馬とのマッチレースを制した根性でさらなる指数上昇を狙う。

今週の勝ち馬LB指数(2歳芝)

ランキング圏外では未勝利バレルターンロジリオンサトノシュトラーセが昇級初戦から相手次第で好走を狙えそうだ。バレルターンとロジリオンは前走「Good!」走破からの勝利、サトノシュトラーセは0.8秒差の快勝に加えて指数推移(85A→87A)もなかなか。

ランキング対象外の1200m戦からは、未勝利「Good!」勝利ジャスパーノワールと新馬「Rising!」勝利シュークリームが良かった。