[LB指数] 眠れる獅子の目覚め。3歳戦で主力を食いかねない6頭。
2歳戦が終了し、クラシックの勢力図が徐々に明らかになってきました。
その勢力争いの中で力尽きてしまった馬でも、3歳戦で息を吹き返しそうな馬は多いですが、今回は勝ち上がったばかりのフレッシュな馬の中から「現時点の主力を食ってしまうかも知れん」と思わせてくれる馬に絞って、6頭ほど挙げてみたいと思います。
以下は芝1400m以上の2歳新馬・未勝利クラスを「Good!」か「伸S+最速上がり3F+0.3秒差以上」で勝ち、以降未出走馬のリストです。
「Good!」
「Good!」とは、クラスごとの偏差値が60以上の高指数を指します。主に総合力の高さを表しています。瞬発型伸Sでもそれなりに流れた部類のパターンが多めです。
この条件から今期活躍している馬は、朝日杯FSドウデュース、ホープフルSキラーアビリティ、東スポ杯イクイノックス、札幌2歳Sジオグリフをはじめ、ジャスティンパレス・プルパレイ・サトノヘリオス・ロン・リブーストなどなど数多い。
リスト全馬を推したいところではありますが、特にとなると、やはり新馬戦からのチョイスが王道。中でも新馬戦基準で指数がハネているダノンベルーガ、サリエラが筆頭となるでしょう。伸Sダノンベルーガは瞬発力、伸Bサリエラは総合力が卓越。未勝利戦からは伸F実績が異端の持久力自慢ウィズグレイスを挙げておきます。
「伸S+最速上がり3F+0.3秒差以上」
「伸S+最速上がり3F+0.3秒差以上」は、スローペースが影響して指数が多少低い場合でも、上がり3F区間のパフォーマンスが良い条件。「Good!」が総合力型の評価なら、こちらは上昇力を秘める素質型の評価です。
この条件からは、ファンタジーSウォーターナビレラ、ききょうSドーブネが2勝し、その他サウジアラビアRC2着ステルナティーアが活躍。「Good!」と比べると押しが弱いですが、この7頭含めて今期計18頭と母数が少ない条件ではあります。
この中から厳選するなら、指数もなかなか良い「菊花賞当日のいわゆる伝説の新馬戦」を勝ったリアドと、ルメール騎手が「新しいグランアレグリア」と言ったラスール、指数は水準ですが突き抜け方がエグかったプレサージュリフトです。