[LB指数レポート] 2021/08/14 コスモス賞 トーセンヴァンノ・フェニックス賞 ナムラクレア
目次
札幌10R コスモス賞 トーセンヴァンノ
前半値96(↑11)→上がり3F値64(↓21)=80(↓5)
2歳OP重賞基準値=85
2番手先行から2着馬の追い上げを封じたトーセンヴァンノが初勝利。オープンクラスとしては指数平凡だった。上がり3Fが少し物足りない。
2歳6~8月期の芝1400m以上オープン重賞を「75~85CDE」で勝った馬(現3~6歳世代)
指数平凡も、以降の期間内成績は意外と悪くない。将来的にも3頭全てが3勝Cを勝ってオープン入りしている。
トーセンヴァンノの全指数
新馬戦は基準値75クリア、2戦目は基準値79クリアかつ伸Sがついており、前走までの指数推移は悪くない。体力がついてくればいずれ伸Sが効いてくるだろう。データ的には地味ながらもそこそこ走ってくれそうな予感がする。
小倉9R フェニックス賞 ナムラクレア
前半値117(↑32)→上がり3F値84(↓1)=100(↑15)
2歳OP重賞基準値=85
「Good!」(91以上)※クラス上位16%級
ナムラクレア・テイエムスパーダ・デュガ
ナムラクレアがテイエムスパーダとの競り合いを制して初勝利。降り続く雨の影響で、進行とともに馬場は急速に悪化。時計は参考にならないが、上位2頭はパワフルな持久力を見せている。
2歳6~8月期の小倉芝1200m戦を「91以上」で勝った馬(現3~6歳世代)
2歳序盤の芝1200m戦は完成度重視で高指数が出やすく、特に小倉コースは即結果に繋がりやすい傾向が強め。
どちらかと言えば早熟だが、路線変更で巻き返す馬も多い。
古馬スプリント路線のトップレベルに登り詰めたモズスーパーフレアは正統派だが、ダート替わりで息を吹き返したフリード・メイショウベンガル、障害連勝アサクサゲンキ、サウジダービー制覇フルフラットなど、その後の路線はバラエティに飛んでいる。
ナムラクレアの全指数
1200mへの距離短縮で爆上げ。マイルの新馬戦も悪くないが、1200m戦適正が大きく勝る。あとは良馬場の時計勝負でどうか。パワーを活かせるダート適性も高いかも知れない。