[LB指数レポート] 2021/11/21 秋明菊賞 オタルエバー・赤松賞 ナミュール

阪神9R 秋明菊賞 オタルエバー

前半値76(↓16)上がり3F値90(↓2)=83(↓9)
2歳1勝クラス基準値=92

そこそこ落ち着いた流れだったが、L1F12.1が少々持続力不足。

1着オタルエバーの指数推移

デビューからの3戦推移は優秀で、クラシック好走も狙えるレベル。今回はこれまでと比べて相手が軽く、その枠内に収まってしまったか、あるいは高速上がりの方が得意なのか。ともあれ、さすがの貫禄勝ちだった。

2着ブレスレスリーの指数推移

小倉2歳S6着から巻き返したが、現状指数不足。水準指数決着でどのくらいやれるか。ただ競馬はうまい。

過去の同レース指数(現3~6歳世代)

東京9R 赤松賞 ナミュール

前半値94(↑2)上がり3F値112(↑20)=103(↑11)
2歳1勝クラス基準値=92

「Good!」走破馬(98以上)
ナミュール・パーソナルハイ・スターズオンアース

水準の流れから上がり3Fで指数を引き上げた。「Good!」の立役者はL3F11.0のL3F最速で攻めたパーソナルハイだが、ナミュールの切れ味がそれを超えた。

1着ナミュールの指数推移

新馬戦は前半値が-6。あまりにスロー過ぎて指数が上がらなかった。

今回もスローではあるが前半値94。スローの質は全く違う。かなりベースの高いスロー、具体的に挙げるなら2歳GⅠレベル(基準値100)のスローから高速上がりを繰り出している。

つまり、阪神JFでもスローなら上がり3F33.0秒前後の脚を見込めるということだ。

2着パーソナルハイの指数推移

ここ2戦の推移は破壊力がある。勝ちきれない競馬が目立ってきたが、指数を作ってくれる重要な馬。もちろん噛み合えば重賞も勝てる器だ。

3着スターズオンアースの指数推移

安定駆け、指数も安定上昇して「Good!」走破を2戦連発中。今回は相手が悪かった。さらに新馬戦の2着も相手が悪かったということになる可能性もある。

過去の同レース指数(現3~6歳世代)