[LB指数レポート] 2021/12/11 エリカ賞 サトノヘリオス・黒松賞 ニシノレバンテ

2歳中距離戦としてはかなり負荷のかかった流れで、上位勢の底力が引き出された形。「Good!」2頭のほか、後方から伸びて96Cダノンブリザードも良い。先行から伸EFで91～93のラスマドレス、ジャマン、アートハウスの持久力も相当。

新馬戦は勝ったイクイノックスと3着サークルオブライフが重賞勝ちのハイレベル戦。そこでは出遅れもあって敗れたが、その後の連続レコード&「Good!」勝利は圧巻。イクイノックスとの力量差は、多少縮まったはず。

今回のメンバー構成では目立たなかったが、新馬84Bはまずまずの部類。2戦推移はかなり優秀で、クラシックに挑戦できるだけの力はある。

前が苦しい展開を後方は良かったが、いかんせん上位2頭が踏ん張りすぎた。新馬戦は「Good!」勝利。2戦推移はヴェールランス並み、もしくはそれ以上に優秀との見方もできる。

ソツのないラップで逃げ切りニシノレバンテ。指数は水準。

福島2歳Sほど馬力を求められず、逃げ切りの完勝。1200m戦での指数はクラス基準値前後で安定、成績も安定している。

相手なりに走る馬だが、そろそろ90オーバーしたいところ。

1200m戦で伸SAの惜敗が多い。もう少し流れるか、スローなら前を取れるようにならないと勝ちきれない。それが叶えば、自己条件くらいすんなり勝てるだろうし、指数も上がってくるはず。