[LB指数レポート] 2022/02/06 きさらぎ賞マテンロウレオ・ゆりかもめ賞レヴァンジル

先行勢が引っ張る流れ。引き継いだ上位2頭が踏ん張って基準値クリア。

デビュー3戦推移はとても優秀。派手に力の差を見せつけるタイプではないが、地味に強い。

精神的な強さにも注目。ダンテスヴューをゴール寸前で捕らえたように並んでしぶといし、新馬戦のように狭いところから怯まず抜け出せる。ホープフルSのように敗戦濃厚な場面でも、やる気満々で伸びてくる。

惜しいところで重賞タイトルをさらわれてしまったが、指数は安定上昇中。クロウキャニオン産駒は、クラシック本番までにほぼ90台後半へ達する。色んな意味でさすがの安定感。なお、昨年きさらぎ賞2着の兄ヨーホーレイクの指数は104Cだった。

芝の4戦目から高指数を継続中。梅花賞と黄菊賞はスロー逃げだったが、今回は強気に引っ張っての結果。スローなら伸びるし、ミドルなら粘る。どちらにしてもハイレベルだ。

3歳1勝クラスとして緩いラップは6～7Fの13秒台2つくらい。トータルバランスがそこそこ整っている上に、上がり3Fも速かった。

新馬戦こそ水準だったが、以降3戦の指数がエグい。3戦いずれもこの馬が指数決定に重要な役割をしており、伸SAの直線トップスピードの速さは信頼できる。底力勝負は未知数だが、上がり勝負ならG1でも通用しそうだ。

未勝利の2戦が「Good!」走破。京都2歳Sは展開も合わず足踏みしたが、巻き返しを狙った一戦で3度目の「Good!」走破。重賞でも戦えるくらいの力は備えている。

東スポ杯は目一杯の93Bだったが、改めて伸Sがついて指数も上がった。当時よりレベルアップしているし、下手だったスタートも少しづつ改善してきた。次に繋がる材料は多い。