[LB指数レポート] 2022/03/13 フィリーズレビュー サブライムアンセム・アネモネS クロスマジェスティ・3歳1勝C シゲルファンノユメ

中山11R アネモネS クロスマジェスティ

前半値80(↓17)上がり3F値115(↑18)=98(↑1)
3歳OP重賞基準値=97

1着クロスマジェスティの指数推移

スローペースを2番手追走から直線伸びて後続を封じた。安定した先行力を武器に常に勝ち負けし、指数もそれぞれのクラス基準値をクリアし続けている。

2戦目以降はすべて中山芝1600m。本番はコース替わりが課題になるが、持ち味の安定感を活かして力を出し切りたい。

2着ラズベリームースの指数推移

直線で前が壁になったが、すんなり進路確保して伸びてきた。前走の未勝利「Good!」勝利からすんなり権利GET。2歳秋以降、一気に力を付けてきている。

3着コントディヴェールの指数推移

ラズベリームースに伸び負けたが食らいついて3着。2歳10月の未勝利「Good!」勝利と赤松賞93A以降は力を出しきれない競馬が続いたが、良かった頃のパフォーマンスに戻してきた。

阪神11R フィリーズレビュー サブライムアンセム

前半値116(↑19)上がり3F値96(↓1)=106(↑9)
3歳OP重賞基準値=97

「Good!」(103以上)
サブライムアンセム・ナムラクレア

1着サブライムアンセムの指数推移

出遅れ気味のスタートから後方追走、直線は前を割りながら伸びきった。前が引っ張ったラップを引き継いでスピードを持続。その結果、クラシック基準値105を超えるラインまで指数が上がった。

マイルへの対応力がポイントになるが、前走中京芝1600mの未勝利(2着入線繰り上がり)は向こう正面と直線で大きな不利が2度ありながらも、1着入線馬を差し切ろうかという勢いがあった。

気の強そうな馬だが、それが裏目にさえ出なければ、あと200mくらいは大丈夫だろうし、持ち指数的に能力でごまかしも効く。

2着ナムラクレアの指数推移

4コーナー大外から脚を伸ばしたが、コース取りの差もあって届かなかった。惜しい競馬だったが指数は勝ち馬と同じ。フェニックス賞以来久しぶりに自己ベストを更新と、成長が続いている。

持ち指数は文句なし。1600mはプラス材料にならないが、勝ち馬同様に能力でカバーしたい。

3着アネゴハダの指数推移

厳しい流れを先行しつつ直線踏ん張った。上位2頭と比べると、自力で高指数に対応しており、1400mなら指数にふさわしい能力がある。

中山7R 3歳1勝C シゲルファンノユメ

前半値112(↑21)上がり3F値77(↓14)=94(↑3)
3歳1勝クラス基準値=91

1着シゲルファンノユメの指数推移

スタートが不安定なこともあり、後方から瞬発型SAで脚を余すことがお家芸になりつつあったが、今回は力を出し切れる流れで差し切り成功。上のクラスの方がレースしやすいだろうし、自在性を出せるようになればもっと良い。

2着セッカチケーンの指数推移

東京マイルで3着実績があるが、持久型伸F+道悪のパワーで押した結果。本質的にはワンペースなタイプで、指数を出すなら1400m以下だろう。

3着スクルトゥーラの指数推移

新馬戦は「Good!」勝利。指数推移も優秀な方で能力は高いし、どんな競馬もこなせる器用さがある。現状の自己ベスト指数はマイル実績ということで、距離適性も幅広そうだ。