[LB指数レポート] 2022/03/27 大寒桜賞 ブラックブロッサム・ミモザ賞 ラブパイロー

厳しい流れを3番手追走、直線で抜け出したブラックブロッサムが8馬身差の圧勝。3着までが基準値クリアしており、相手に恵まれた圧勝ではなく、力の違いを見せつけた圧勝だった。

今期の1勝クラスでは、2022/01/05中山5Rアスクビクターモアの106S、赤松賞ナミュール103Sに続く高指数。

瞬発型伸Sの2頭に対して持久型伸Eとタイプは違うが、期待して良さそうだ。

新馬戦に続く「Good!」で連勝。新馬戦の総合力型伸Cに対し、今回は持久型伸Eでの高指数。タフな競馬になればなるほど持ち味が効いてくるあたり大舞台向き。もしダービー路線に向かい、滑り込みできれば有力馬になるはずだ。

年明けデビューから4戦目。月イチのペースで使いつつ順調に指数を上げている。指数的に厳しい伸Fで基準値クリアなら、古馬2勝クラスまでは対応できる。

未勝利突破後リズムを崩したが、一息入って復調してきた。2歳9月に96をマークはさすがの血統馬。精神的に整ってくれば、2勝クラスまでは安定して上位争いだ。

基準に沿ったラップ推移で逃げ切ったラブパイロー。指数は水準だった。

着順は相手関係と展開次第だが、自分の力を常に出し切って指数安定。ただ指数の打点に限界があるため、次はパワーアップが必須となる。

3～4コーナーで勝ち馬にプレッシャーをかけてねじ伏せに行ったが、最後は自分が厳しくなってしまった。前走未勝利を瞬発型伸Aで「Good!」勝利しているが、総合力という面で素質開花はまだ先なのかも知れない。

スタートは伸び上がって出遅れ気味。かつ手応え抜群の4コーナーで進出しきれなかったこともあり、3着追い上げが精一杯だった。指数はもう少し上がるだろう。