[LB指数レポート] 2022/11/13 黄菊賞 セブンマジシャン・福島2歳S ビッグシーザー

遅れ気味のスタートから後方追走。4コーナーで上がっていくと直線一気に伸びた。

L1F11.8キープの優れた持続力で基準値クリア。現状は世代上位の指数だ。

新馬戦「Good!」勝利からの2連勝セブンマジシャン。今回は惜しくも「Good!」に1足りなかったが、そのかわりに「上昇力の伸S」が付いた。

昨年のジャスティンパレス(新馬1着89S→黄菊賞1着98S)に似た指数推移はかなり優秀。

直線で交わされてからもよく食い下がって基準値クリア。ダートを勝ち上がったようにパワーのある馬。道悪が向いたかもしれないが、この指数とパフォーマンスなら重賞で結果を出してもおかしくない。

ビューティーワンから0.8秒遅れてしまったが、もうひと押しで2勝目が狙えるあたりまでジャンプアップできた。

ゲートの出は良くなかったが少しづつリカバリー。4コーナー外から先団に並びかけて直線伸び切った。

このコースとしてはそれほど早い流れではなかったが、上がり3Fで帳尻を合わせて基準値決着。

3戦連続「Good!」走破。今回は「Good!」に足りなかったが、そのかわりに伸びしろある「Rising!」が付いた。

前走はレコード勝利、今回は0.3秒差快勝と、結果も伴ってきた。

スプリント路線の注目馬だろう。

1200m戦らしいスピード勝負には対応できていないが、ある程度落ち着いた流れなら終いをちゃんと使ってくれる。

デビュー2戦連続「Good!」走破の実力馬だが、以降なかなか指数が上がってこない。馬体はボリュームアップして成長しているとは思うのだが…