[LB指数レポート] 2023/02/04 エルフィンS ユリーシャ・春菜賞 トーセンローリエ・かささぎ賞 トールキン

中京10R エルフィンS ユリーシャ

前半値83(↓14)上がり3F値105(↑8)=94(↓3)
3歳OP重賞基準値=97

逃げ切ったユリーシャがゴール前で流す態勢だったこともあり、L2F11.1からL1F11.9失速。それが響いて指数は基準値に届かずも、牝馬限定戦としては現状まずまずの打点ではある。

1着ユリーシャの指数推移

現クラス基準値97未満の決着も、97自体は2戦目でクリア済み。展開絶好のスロー逃げ切りとはいえ、持ち指数は出走メンバー最上位だった。能力ある馬が楽逃げならこの結果は当然とも言える。

本番を見据えるにあたってはまだ非力かもしれないが、残された時間でパワーアップできれば要警戒だろう。

2着コナコーストの指数推移

「Good!」勝利の新馬戦から久々の実戦だったが、「上昇力の伸S」キープのまま2着好走。展開に恵まれなかったが決め手の鋭さを見せることはできた。やはり素質は高い。

3着シングザットソングの指数推移

ゲートを出てから左右に大きくヨレる癖があってポジションを取れない馬だが、終いのトップスピードは速い。もっとペースが早くなってくれれば決め手を活かせるとも思うが、序盤のロスを挽回するために脚を使わざるを得ないので、単にペース次第とも言い切れず。

東京9R 春菜賞 トーセンローリエ

前半値125(↑34)上がり3F値61(↓30)=93(↑2)
3歳1勝クラス基準値=91

トレブランシュがハイペース逃げ。L2F12.1-L1F12.1が少しかかったが、ラストの持久力はまずまずで基準値クリア。

1着トーセンローリエの指数推移

タフな競馬になったが、残り200mを切ったところで抜け出してから持久力を見せつけた。東京1400m戦で成績も指数も安定しているが、緩急への対応力という点で競馬が上手で、コース問わず相手なりに力を出し切ってくるタイプだと思う。

2着アンタノバラードの指数推移

自己ベストタイの90走破で2着。これ以上の打点UPは体力強化が求められそうだが、自己条件ならしばらくは安定してくれそうだ。

3着トレブランシュの指数推移

ペース的に厳しい競馬で壊滅しがちな持久型伸Fながらも3着好走。伸Fで87なら悪くない。それなりのペースで引っ張る競馬が続くが、もう少し溜めが効くようになったら2勝目も近そうだ。

小倉9R かささぎ賞 トールキン

前半値95(↑4)上がり3F値92(↑1)=94(↑3)
3歳1勝クラス基準値=91

小倉芝1200mデフォルトのハイペースになったが、L1F11.7のスピード持続力で基準値クリア。

1着トールキンの指数推移

このコースでは未勝利戦で「Good!」勝利実績がある。指数推移を見てもコース適性の高さを感じる。小倉芝1200mならもう少しペースが早くなっても大丈夫だろう。

2着トレンディスターの指数推移

初の右回り。コーナリングと2着は悪くないが、2戦とも評価コメ付き中京1200m戦の方が圧倒的にハイパフォーマンス。

3着アスクドリームモアの指数推移

ここ数戦80前後が精一杯だったが87へ上昇。地味にパワーアップしている。