[LB指数速報] 日曜版 2019/02/24 すみれS・黄梅賞など

「Good!」は阪神5R未勝利ビザンティン・中山5R未勝利キタノインパクト・小倉5R未勝利レッドパラスの3頭でした。

阪神版

阪神5R 未勝利 ビザンティン

「Good!」クラス上位16%級突破
1着97Cビザンティン
2着95Bディバインフォース
3着94Dアドマイヤポラリス
4着92Dジェットモーション

97C(86-92)
クラス基準値86→上がり3F+0.8秒
上位伸CBDDD

7Fから加速しつつL3F10.9最速のワンテンポ早い競馬。その結果L1F12.6失速で上位伸B~D中心の底力勝負になりました。L3F10.9への対応するトップスピードが必要かつ最後踏ん張るスタミナも必要。高い総合力が求められています。

ビザンティンは前走2200m2着95D→2400m97Cと2200m以上で2戦連続「Good!」級マーク。怪我の具合が心配ですが、復帰後は長距離路線で活躍してくれそうです。

阪神6R 新馬 アモレッタ

75S(78-83)
クラス基準値78→上がり3F-0.2秒
上位伸SSASS

通じて一貫スローかつペースチェンジも遅め。伸S多数の強め上がり重点になりました。

アモレッタはL4F13.0-L3F11.8に楽々対応して一気に先頭に並びかけた加速力が良いのですが、最後もう0.2秒でも持続できていればなお良かったかなと思います。

阪神10R すみれS サトノルークス

95B(96-103)
クラス基準値96→上がり3F-0.1秒
上位伸BAABB

大きな中弛みはありませんが、伸ABの構成はスローからの上がり重点でした。

サトノルークスは残り200mで単独先頭からセーフティリードを保って入線。100C持ちのアドマイヤジャスタが93Aで脚を余しており、この馬とゴールまでびっしり競り合う展開だったら、勝ち負けは別として違う指数だったかなとは思います。

中山版

中山5R 未勝利 キタノインパクト

「Good!」クラス上位16%級突破
1着92Bキタノインパクト

92B(86-92)
クラス基準値86→上がり3F+0.4~0.5秒
上位伸BCCCC

L3Fすべて11秒台は上がり勝負ですが、伸C~E中心はドスローではありません。全体的にはクラスなりの平均的な流れだったと思います。

キタノインパクトは残り200mから2着以下をぶっちぎったトップスピード持続力が「Good!」に直結。唯一の伸Bですから決め手は体力です。同コースの前走は散々な競馬でも86Cのクラス基準値をマークしており、スムーズなら「Good!」連発級でしょう。

中山6R 500万下・牝 ウィクトーリア

92C(91-97)
クラス基準値91→上がり3F+0.1秒
上位伸CBBCD

L3F12.0-11.2-11.4のL2F重点。上位は伸B~D中心ですが実質スローでしょう。

ウィクトーリアは離し気味の逃げから仕掛けどころで後ろを引きつけてL2F11.2-11.4でフィニッシュ。後ろに脚を使わせておいて自身は直線トップスピード全開が絶妙でした。ただし当時「Excellent!」の新馬94Bを持つ馬だけに、それをやってのけたのはポテンシャルがなせるワザ。

中山9R 黄梅賞 レノーア

84B(91-97)
クラス基準値91→上がり3F-0.5秒
上位伸BABDC

前半緩め後半重点のスローですが、上がり3F34.7が物足りませんでした。

レノーアはサフラン賞5着91Sから素質の高さをうかがい知ることができますが、その後上積みできず、まだ体力不足。トップスピード物足りなくとも現状スロー先行からしのぐ展開が良さそうです。

小倉版

小倉5R 未勝利・牝 レッドパラス

「Good!」クラス上位16%級突破
1着92Dレッドパラス

92D(86-92)
クラス基準値86→上がり3F+0.4~0.5秒
上位伸DEDDC

上位伸D優勢は小倉芝1200mとして標準的なスピード戦。水準馬場の小倉芝で3F33.4-L3F35.2はひとクラス上のラップでした。

レッドパラスは前走同コースの稍重を、同ラップから先行馬で唯一抵抗しました。テン早く踏ん張りも効くタイプ。1200m適正が高いと思いますし、特にテン早い小倉で持ち味を最大限に活かせそうです。