クラス基準値への回帰作用

このグラフは、76.9をクラス基準値とした場合における、今回指数(青)と次走指数(橙)の指数平均です。(次走も基準値76.9のレースに出走と仮定)

特徴は以下の2点。

  • 基準値を超える指数を出した馬は、次走指数が下がりやすい。指数が高いほどその下げ幅が大きい。ただし基準値以下に下げる可能性は低め。
  • 基準値に達していない馬は、次走指数が上がりやすい。指数が低いほどその上げ幅が大きい。ただし基準値以上に上げる可能性は低め。

このような傾向になる理由は、持ち指数に関わらずクラス基準値へ収束する「基準値への回帰」作用のためです。

仮に基準値を76.9ではなく上級クラスであろう91.8または97.9としても傾向は変わらず、出走するクラス基準値を超える指数馬を有力とする「魂の◎」のコンセプトに繋がる理由でもあります。