[LB指数レポート] 2022/05/28 葵S ウインマーベル・ゆきつばき賞 グランアリエル・3歳1勝C ダノンギャラクシー・ファロロジー・ロールアップ

前半3F33.2秒のスピード戦を道中控えて末脚持続。0.4秒差の完勝だった。指数はクラス水準範囲内だが、十分トップレベルの数字が出ている。

すでに11戦を消化したが、目減りせず上昇を継続。57kgで古馬G3水準の指数に届いた。古馬相手でもすぐに通用する。

指数は久しく停滞していたが、これまでで一番のスピード戦で100オーバー。ある程度流れてくれた方が良さそうだ。

ゴール前でコムストックロードに競り負けたが、力を出し切って3着確保。安定感が出てきた。相手なりに指数を上げていく可能性はある。

直線外ラチ沿いに出して伸びたグランアリエル。L1F12.6失速も、それ以外のラップはハイレベルだった。

1200m短縮で変わり身の2連勝。指数も大幅に上げてきた。前走未勝利の93Bもクラスなりに良い指数だった。

5F通過67.1秒の超スロー。前半値37は新馬戦並み。メンバーレベルに見合った流れにならず指数は上がらなかったが、差し切りを決めたダノンギャラクシーは鋭かった。

これまで伸S実績しかなく、いずれも強めのスロー。よって持ち指数は低いが、今後の飛躍を感じさせてくれる勝利だった。

ファロロジーがレッドラマンシュとの競り合いを制した。指数は水準だが、瞬発型伸SAのトップスピードでまずまずリカバリーできている。

近走1400mが中心だが、スピード勝負の経験がなく、終いの決め手勝負が続く。古馬混合戦のスピードに対応できるかがポイント。

これまでほぼ瞬発型伸SAだが、その枠の中で指数上昇。トップスピードを強化できたことは良かった。

前2頭が引っ張る競馬をロールアップが追い込み。指数は水準だが、L2F12.3-L1F12.1の加速ラップにリカバリーした決め手はなかなか。

デビュー2連勝。ともに直線の決め手は目を引いた。この調子で指数上昇が続けば楽しみ。