[先週のLB指数] 2019/06/23版 新馬レッドベルジュール・サナチャン・レッドヴェイパー
目次
阪神5R 2歳新馬 レッドベルジュール
2歳新馬基準値=74
前半指数35(↓39)→L3F指数114(↑40)
指数差79:強L3F重点型
5F通過64.7秒は超スローでしたが、以降は6F12.1-11.4-10.8の3段階加速でL4F46.0の高速フィニッシュ。スローではありますが直線ヨーイドンというよりは甘噛みロンスパ、トップスピードの持続力比べに近い。
ともすれば60台決着に収まっておかしくない前半指数35から基準値74までリカバリーした持続力には注目です。
【推しデータ】
2歳6月の新馬戦を70以上かつ伸Sで勝った馬(2017~18年実績)
指数自体は基準値程度ですが、2歳6月であればこの条件で十分そうです。今期はサリオス・ルーチェデラヴィタ・ワーケアに続いて4頭目の該当馬。2年連続G1馬が隠れていますし、今年も期待します。
東京5R 2歳新馬 サナチャン
2歳新馬基準値=74
前半指数68(↓6)→L3F指数79(↑5)
指数差11:平均型
わずかながらL3Fに偏っていますが、基準に沿った素直なラップ推移で74Cもド水準。11番人気の伏兵でしたが、能力としては水準キープです。
函館5R 2歳新馬 レッドヴェイパー
2歳新馬基準値=74
前半指数107(↑33)→L3F指数79(↑5)
指数差28:前半重点型
「Excellent!」クラス上位2.5%級突破(91以上)
レッドヴェイパー・ケープコッド
3F33.9-L3F35.9のスピード戦。前半指数107はかなり高いのですが、それでいてL3F指数79も基準値74を超える踏ん張りは、相当の一貫スピード能力。
前日降った雨の影響が残って稍重。馬場差はおそらく水準前後だと思いますが、もしパンパンの良馬場だったならレコード級(1.09.2)の価値がありそうな時計です。
レッドヴェイパーを追い詰めて2着93Dケープコッドは、次走まず負けないでしょう。
【推しデータ】
2歳6~8月の新馬戦を「Excellent!」(91以上)で勝った馬(2017~18年実績)
ダービーまでの期間内にG1馬が8頭中2頭、重賞馬が8頭中3頭、2勝馬が8頭中7頭の条件です。
1200mという点で近いのはモズスーパーフレアですが、小倉芝1200mを高速L2Fで時計を引き上げて1.08.5マークのモズと比べた場合、時計的にも血統的にもパワー押しのイメージです。
2歳6月という点で該当馬はグランアレグリアのみ。
パワーに加えて1600mに対応できれば、クラシックでも活躍できそうな気配がします。