[LB指数ランキング] 19-20クラシック編 2019/12/08版 阪神JF制覇レシステンシア、エリカ賞ヒュッゲ、未勝利メイショウボサツがランクイン
目次
牡馬クラシック編
先週からはエリカ賞103Bヒュッゲ、未勝利98Aメイショウボサツの2頭がランクインしました。
エリカ賞を103Bで逃げ切りヒュッゲ。前走未勝利の圧勝劇が本物だったことを連勝で証明しました。ひとつ上のオープン重賞クラス基準でも「Good!」到達のハイポテンシャル。中距離で逃げた時の粘りは皐月賞でも通用しそうなレベルです。次走どこでも有力でしょう。
中京芝2000mの2歳コースレコード勝利メイショウボサツ。2.01.7は中山コースなど2分を切るレコードと比べるとインパクトが薄いですが、中京コースとしてはまぁまぁ。ただし価値として高いのは、レコードよりもL3F型である伸A高指数の方でしょう。さすが新馬戦でレッドベルジュールの瞬発力に抵抗しただけの馬。初勝利までに時間がかかってしまいましたが、ここから急上昇を狙います。
なお、単独3位のグランデマーレは骨折リタイア。距離は違いますが、阪神JFをレコード勝利レシステンシア並みの「伸F+104」という一貫スピードを誇るだけに残念極まりありません。
牝馬クラシック編
先週からは阪神JFを99Fで勝ったレシステンシアがランクインしました。
ハイペース逃げから最速上がり3Fを繰り出し、2着に0.8秒差の完勝レシステンシア。数字自体はOPクラス「Good!」=「ほぼ2歳G1基準」の100に僅かながら届きませんでしたが、その100前後実績がある馬たちが90前後に留まる激流の中、一頭だけ体裁をキープしたスピードは圧巻です。
1400mのファンタジーSで叩き出した105Fの高いスプリント能力が1600mでも通用。ハイペース逃げでも後方有利にさせない圧倒的なスピードを見ると、桜花賞に限ればこの馬が最有力と思わせます。
阪神JFにはランクイン馬からクラヴァシュドール・マルターズディオサ・ウーマンズハート・ヤマカツマーメイド・リアアメリアが出走しましたが、どの馬もレシステンシアのスピードに末脚を削られてしまい、数字に見合った真価を発揮できず。レシステンシアの土俵で真っ向勝負は厳しそうです。しかし、少しでも末脚が溜まる展開になれば今回のように致命的な完敗にはならないでしょう。
ランクインの条件
- 牡馬芝1600m以上・牝馬芝1400m以上
- オープン・1勝クラス・未勝利・新馬→勝利馬
- 重賞→2着以内
- 赤文字→先週からのランクイン馬。
- 太文字→現OPクラス基準値以上
- ★→現OPクラス「Good!」以上