LB指数2019年クラシック番付 牡馬サートゥルナーリア・牝馬グランアレグリアが最上位

久しぶりのLB指数番付です。選定基準は実績+LB指数値です。

2歳戦が終了したわけですが、牡馬は平凡と言われながらもなんだかんだで12月盛り返して十分なレベルに達しました。
参考:LB指数ランキング牡馬クラシック編

牝馬はグランアレグリアの朝日杯敗戦で突き抜けた馬不在になりましたが、そのかわり層がメチャクチャ厚くなりました。
参考:LB指数ランキング牝馬クラシック編

牡馬編

サートゥルナーリア
新馬1着79A→萩S1着89C→ホープフルS1着101C
新馬79Aは6月としてはハイレベル。萩Sの指数は平凡でしたが、その分持ったままの楽勝。潜在的な上積み力をホープフルSで証明しました。2歳G1水準の101Cをマークしながらもまだまだ余裕。堂々の横綱でしょう。

アドマイヤマーズ
新馬1着74S→中京2歳S1着95D→デイリー杯2歳S100A→朝日杯FS1着102C
新馬戦はケイデンスコールに苦しめられましたが、その後はどこをとっても出走当時の上位16%級。ハイパフォーマンスが続きます。伸ランクも幅広く、総合力の高さに信頼を置けますし、成長に伴い指数も上積みできるでしょう。2000mに対応できればサートゥルナーリアと互角。直接対決が楽しみです。

ニシノデイジー
新馬2着76A→未勝利1着82C→札幌2歳S1着88E→東スポ杯2歳S→99C→ホープフルS3着99C
ホープフルSはインで囲まれて動きづらい競馬でしたが、それでも東スポ杯と同指数にまとめました。経験を積みながらジリジリ上昇。どんな相手にも食らいつくしぶとさがセールスポイントです。

アドマイヤジャスタ
新馬2着78A→未勝利1着83A→紫菊賞1着92E→ホープフルS2着100C
新馬戦はブレイキングドーンにぶっちぎられましたが、2戦目で勝ち上がると伸E中心の紫菊賞も制して底力を見せつけました。2番手抜け出しのホープフルSは後ろがゴチャついたアシストもありましたが、自力で100Cの2歳G1水準をマークは強いです。

アガラス
新馬1着80S→コスモス賞2着81E→東スポ杯2着99C
東スポ杯は惜しくも2着でしたが最速上がりでクラス上位16%級に迫る99C。6月新馬1着80Sも当時としては強力でした。東京コースが得意。母父ブラックホークのイメージを度外視するならダービー向きです。

ヴァンドギャルド
新馬1着83S→東スポ杯2歳S→3着99C→ホープフルS6着96C
ホープフルSは直線競馬にならず6着も96Cで踏ん張りました。新馬と東スポ杯の推移は文句なしの優等生です。

クラージュゲリエ
新馬1着60S→札幌2歳S3着87E→京都2歳S1着92A
指数はそこそこですがこれまで極端な伸SAEのみ。真価はまだ未知数。新馬戦のインパクトも大きいものがありました。

シークレットラン
新馬2着76A→未勝利1着92C→葉牡丹賞1着100C
新馬戦はアガラスに敗れましたが、その後2戦は高指数が続いています。特にレコード勝ち葉牡丹賞の100Cは、同コースホープフルS101Cにもヒケを取りません。

マイネルサーパス
新馬2着71A→未勝利3着87D→未勝利1着89B→きんもくせい特別1着103B→朝日杯FS10着84B
とにかくデビュー3戦はヨレたり先頭に立ったらブレーキ踏んだりとヤンチャ。ただ、初めてまともに走ったきんもくせい特別は圧巻。朝日杯FSで大敗したもののまだ見限れません。

ダノンチェイサー
新馬4着86S→未勝利1着86B→きんもくせい特別2着103D→こうやまき賞1着91S
きんもくせい特別はマイネルサーパスと接戦に持ち込みながら敗れてしまいましたが、次走こうやまき賞をきっちり勝ちました。指数は下げましたが伸Sならペースの影響が強いため問題はありません。

牝馬編

グランアレグリア
新馬1着98B→サウジRC1着97C→朝日杯FS3着98D
6月の新馬98Bが圧巻。以後指数は上がりませんが安定はしており、ここ2戦やや繊細な部分を露呈しつつも、ダノンファンタジーに対しては素質の面でやや上かなと思います。

ダノンファンタジー
新馬2着95B→未勝利1着88B→ファンタジーS1着97B→阪神JF1着98C
グランアレグリアに敗れた新馬戦以降は三連勝でG1制覇。あとはグランアレグリアとの直接対決で結果を出せれば逆転の正横綱です。

クロノジェネシス
新馬1着83S→アイビーS1着92S→阪神JF2着97B
出遅れ後方から2着97Bの阪神JF。後ろ優勢の競馬とデビュー2戦の非凡な切れ味が融合されての高パフォーマンスでした。

ラヴズオンリーユー
新馬1着75S→白菊賞1着98A
2戦連続上がり3F33秒台のトップスピードが強力。特に白菊賞の98Aは世代トップレベルの切れ味でした。スタミナが伴えばグラン&ダノン逆転もあり得るでしょう。

エールヴォア
新馬2着85C→未勝利1着99D→アルテミスS3着84D→エリカ賞1着95C
牡馬相手の2000m戦を制したエリカ賞1着95Cは相当強力ですが、2着90Eプランドラーを1秒ぶっちぎった未勝利99Dがそれ以上に強力。中距離の底力勝負でめっぽう強く、桜花賞というタイプではないかも知れませんが、オークス路線で注目すべき一頭です。

シェーングランツ
新馬5着54S→未勝利1着77D→アルテミスS1着87B→阪神JF4着95C
指数的には押しが弱いですがしっかり結果を出すあたり、さすがの血統馬。クラシック制覇となるとちょっと厳しいかなと思いますが、不安を覆す血統力に期待です。

ビーチサンバ
新馬1着87S→アルテミスS2着86D→阪神JF3着96D
ポテンシャル的にはシェーングランツとがっぷり四つなのですが、この馬の場合新馬の87Sが強力。将来的な上積み力は勝るかも知れません。

メイショウショウブ
新馬3着81S→未勝利3着88D→未勝利1着(ダート)→デイリー杯2歳S2着99A→阪神JF6着91E
阪神JFは6着に敗れてしまいましたが、後方優勢の中で2番手からの粘りに見どころあり。アドマイヤマーズに抵抗したデイリー杯2歳Sが強いし、新馬未勝利も当時の基準値を超えていますからあなどれません。

レッドアネモス
新馬1着72B→サフラン賞1着99S→阪神JF9着90E
阪神JFはいかにも底力不足でしたが、中山マイルのサフラン賞99Sは屈指のトップスピードでした。小回りをマイペースのスロー先行なら重賞レベルです。

アウィルアウェイ
新馬1着71S→ダリア賞1着89S→京王杯2歳S2着69S
3戦すべて伸Sのトップスピードが非凡。京王杯は重賞クラスに見合わないドスローで脚を余しながら朝日杯4着ファンタジストを追い詰めています。未知の魅力という点では世代屈指でしょう。

前回番付:2018/11/10

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